8月6日に思うこと

カデナデザインヴィレッジ

2009年08月06日 00:16

今日は8月6日です。
64年前、広島に原爆が投下されました。

私は、当時の軍国主義の中を生きていたわけでもないし、政治・宗教的ポリシーもないですが、人間としての思いを綴ってみます。

軍国主義の中と書きましたが、人としての営みは今と変わらないはずです。
家族と朝御飯を済ませ、子や孫の成長を嬉しく思い、いつも通りの朝を迎えたはずが、一瞬の閃光と共に活気のあった町は廃墟になり、笑っていたはずの人間が黒こげになってしまったのです。
約14万人もの尊い命が奪われ、そこにあった大きな幸せも小さな幸せも無くなりました。

自分が経験したことじゃないので、安易に記すことはできません。
大東亜戦争(太平洋戦争)時代、中国に出兵し、下痢をしていたため玉砕を逃れた祖父も生前、戦争の事は一切語りませんでした。
(祖父の死後、下痢仲間の戦友の方から初めて知りました)

一方、ひめゆりの塔などを訪れると当時の学徒が辛い体験を赤裸々に話してくれます。未来の平和のため、耳を塞ぎたくなる様な話を語ってくれることに頭が下がります。
子孫に戦争を経験させたくないという気持ちが伝わってきます。

ここ沖縄でも地上戦により、民間人を含め20万以上の方が亡くなってしまいました。
多くの戦跡があり、基地問題・不発弾問題など戦争の爪痕が、現世でも大きな問題になっています。

未だに核兵器を外交の抑止力に使ったり、今も兵器を人に向けたりする国が世界にあることが、戦争で逝った先祖に申し訳ない気持ちです。

祖父譲りの腹の弱さを少しだけ誇らしく思い、平和な日本の礎を築いてくれた先人に黙祷を捧げます。



全うに命を謳歌出来ている事に感謝し、仕事頑張ります
そんな日ですが、なっちゃん誕生日おめでとうございます
次の日ですが、私の誕生日です。(告知)

生んでくれた親に感謝です。
平和な毎日を送れる事、先人に感謝です。
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