2012年06月06日
Facebookの未来

利用者数が全世界9億人を越えたと言われるFacebook。
デジタルに抵抗のない世代が今後も利用者数を増やすであろう。
twitterのように何気ない事を発信する人もいれば、ポリシーを訴えかける人もいる。また、様々なサービスとも連動して、10年後もそれ以降も先駆的なSNSとして存在していることは予想できる。
ここで確かめておきたい基本的なFacebookの特徴(2012年現在)
(個人とFBページでも違うけど)
1、実名、友達機能
2、多様な機能
3、口コミ
事業としては今後もFBページの可能性を積極的に利用したいところだが、今回はあえて個人利用の方法を再考してみる。
SNS他WEBサービスは弊社の業務にも連動するので、就業時間利用も積極的にOKという弊社の方針。黎明期から触れる事のチャンスをいただいた小生ではありますが、数々のSNSを飽きっぽいのですぐに放置。反面、Facebookは、「ソーシャルネットワーク」という映画をみたおかげなのか、毎日何かしらのアクションを起こさせる。
懐かしい友人が見つかったり、有効(or無用)な情報をリアルタイムで取得が出来たりと個人利用だけでも様々な活用方法で、メンタルな欲求を満たしてくれる。
未来での利用方法はどんなだろ?
幕末にFacebookが活用されていたらと自分なりに妄想を巡らせてみた。
平成に生きる今、「坂本龍馬」を検索する。
タイムラインの最後は、twitterからの連動で「近江屋なう」となるか、中岡慎太郎とタグづけした写真をアップしたかもしれない。また、黒船を見た衝撃をInstgramに投稿していたかもしれない。
余談だが、実際にFB上で「坂本龍馬」を検索すると結構ヒットする。
本名の方もそうだが、本人を名乗ったものもある。
で、重要なのは、
当たり前だが、坂本龍馬が既に死んでいるという事。
私が運良く100歳まで生きたとして、65年後にFacebookを利用すると、友達リストの大多数が坂本龍馬状態というわけだ。
★動かないウォールが悲しい。
★リクエストした友達から返信がないのは死んでるからかもしれない。
★プロフィール写真は若い頃だから歯抜けの状態の今に変えた方がいいのか。
★天国で待ってるわ。と、逝ってしまった妻だが、ステータスは既婚のままでよいのか。
★天国で待ってるわ。と、死んだはずの妻からメッセージが来る。
等々、考えるだけで怖くなってくる。
Facebookに特化した事ではないが、デジタルデータということで、過去の情報も色褪せない情報として記録される。
子供や孫達は、先祖のタイムライン上で記憶にあるはずのない自分を見る事ができる。
生まれた当時の親父の言動やまわりの反応、さらには成長過程等を新事実というような感覚で受け入れることになる。この観点から見ると、ザッカーバーグはある意味タイムマシンの開発者なんじゃないかなと思った。
この世に生を受けた原点を確かめる感覚は今の世代が経験できない。存在意義や自己肯定感をより一層得られるのだろうか?わかないからこそ作れるアイデアがある。
デジタルイミグレイトって言うらしい中間層やアナログオンリー世代にもデジタルを翻訳できるはず。

関係ないけど、instagramよりもっと前からやってるこのサービス好きです。
幕末古写真ジェネレーター
http://labs.wanokoto.jp/olds
この記事へのコメント
Posted by N西 at 2012年06月06日 17:52
追記
死亡通知という機能が新設されてましたね。
http://www.facebook.com/help/contact/?id=305593649477238
また、有名人はメモリアルページとして残しておくこともできるようです。
死亡通知という機能が新設されてましたね。
http://www.facebook.com/help/contact/?id=305593649477238
また、有名人はメモリアルページとして残しておくこともできるようです。
Posted by Nやま at 2012年07月04日 17:34
アルバムのコメントよりもっと日常で頻繁で、きっと愛情をダイレクトに感じられますよね。
もちろん、愛情を持って育てたと思ってはいますが(少し疑問)、実感力がちがうはずなーと。
しかし、思い返せば私も娘のことあんまりコメントしてないなー。
いつまでも一緒だと思い込んでいるけど、本当はいつお別れになるかわからないから意識的に色んなとこで愛情を表現したいですね。
自分で書いて少しセツなくなりました。