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2011年11月22日

デザインの値段

とある繋がりである飲食店のフライヤーを作成することになりました。

クライアント側の要望をわかりやすく言うと、
「もっとお客様にきてほしい。」と。
飲食店の場合はこれに尽きます。

僕の考える飲食店が繁盛する方法は以下の3つに集約されます。
★人(接客)
★味(料理)
★広告(WEB/紙)

オーナーとミーティングすると、お金がないのであまり費用を掛けなられない。広告代理店に頼むとチラシのイメージラフの作成にもお金がかかるので頼めない。とのことでした。
紹介がきっかけだったので実際にお金を払って食事をし、撮影をして、自分の引き出しからデザインを引き出し提案をしました。もちろん無料で。。。
修正も加え、最終データを作った時に、先方からやはり「高いので、自分でつくるので結構です」と言われてしまいました。「そうですか。残念です。。。」はい、終了〜(全然安いんだけど…)

僕のディレクションがイマイチだったのですが、ひとつ言えるのは、接客業の基本は「人」なんですよね。いっしょに盛り上げたいという気持ちをたくさんの人に抱かせるのが接客業の基本と思うんです。親衛隊をたくさんつくるというか…

そこで、デザイン費というものを再考しました。
デザインは値段が付けられません。会社として利益を出さなければならないので人工計算で割り出したりしますが、正価はクライアントが決めるのみです。事業主がWordExcelでそれなりの物を作ったとして、結果新規の来客数にどれだけの違いがあるかなんて正直分かりません。
ただ、お店のこだわりだったり、プロフェッショナルな印象を根底に描かせるのは大きな違いになると思うんだけどなぁ。顔の見えないお客様にイメージを伝えるのは容易い事ではありません。

「勉強する為の時間をお金にかえて誰かにしてもらう」というコスト意識をもたないと事業はうまくいかないんですよね。僕も反省してますが。

同時に、弊社はデザイン以上のアシストもしないとなりませんね。


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Posted by カデナデザインヴィレッジ at 23:44│コメント(0)社長ポエム

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