2009年07月28日
DTPとDBP

べとべとのキーボード
DTPとは、出版物のデザイン・レイアウトをパソコンで行ない、印刷に至る方法です。
私が仕事を始めた頃は、初代iMacの時代なので当然写植の時代を知りません。
現在は、フォント環境の整備やIndesign・QuarkXPressなどのDTPソフトの進化によって、印刷物の作成はほとんどDTPで行なわれてます。
写植で作られた組版をみると味があって素敵なんですけどね。
また印刷屋さん側のインフラがApple社のMacintoshシリーズが主流で、制作サイドもAdobe社やQuark社のアプリケーションに頼っていたわけです。その潮流を組んで今でもクリエイティブはMacみたいな図式があるようです。最近は、Windowsでも問題ないですが、一部のアプリやサードパーティーの影響でMacユーザーの方がこの業界では多いように感じます。
それよりインダストリアルデザインの美しさやインターフェースの好みで、Mac派!となる人も大勢います。iPhoneやiPodの美しさに惚れる人も多いのでは??自分もその一人。
ただ、仕事をする上ではユーザーの大多数がWindowsなわけで、それらも扱えないとダメなわけです。
んで、弊社が取り組んでいることにDBPがあります。
DataBasePublishingのことで、データベースの情報を使ってパンフレット等の平モノに勝手にレイアウトすることです。中身を説明すると眠くなるのでしませんが、データベースに入れさえすれば、HTMLファイルの生成・紙への出力・データ編集・アーカイブなど様々なメリットがあります。
ワンソースマルチユースという概念です。
機械は使う物で、使われちゃいけないのですが、DBPのシステム構築が安易に出来れば生産性の向上に繋がります。また、手作業を無くす事で人為的ミスを未然に防げます。
が、言葉でうまく言えても、間違えますよね。人間だもん。みつを
よりよいものをより早く作っていこうと思います。